泊原発の核燃料


泊原発は1号機が1989年6月に稼働、2号機は1991/4に稼働、3号機は2009/12に稼働した。
2011.3に東電福島原発事故後、3号機が2012/5に定期検査に入って以来、8年以上停止したままである。


泊原発では2020年までに、2089体の核燃料を購入しています。
現時点で、未使用核燃料が364体、使用中断・核燃料が399体、使用済み核燃料が1326体になっています。
使用済み核燃料のうち65体がイギリスとフランスで再処理され、再処理後のガラス固化体は六ケ所村で保管されています。280体が再処理のため六ケ所村に運ばれ、残り981体は泊原発の核燃料プールに保管されています。
泊原発の核燃料プールの容量は2820本ありますが、現在1744本(未使用364体+使用中断399体+使用済み981体)が保管され保管率は62%、空き容量は1076体です。


核燃料の搬入は2011東電福島原発事故後も行われ、2019年以降の搬入は無い。.累計搬入数は2089本になる。
原発稼働前年に核燃料の装荷数が増えている。2012年の三号機停止後は未装荷である。
累計装荷本数は1725本になる。


使用済み核燃料
1989年1号機稼働に伴い、使用済み核燃料が生成され、累計発生数は1326本になる。
1995年と1996年に再処理のため英国、仏国に合計65体が搬出される。
2001年以降は六ケ所村の日本原燃に搬出されている。搬出数の累計は345本になる。

外部に搬出されなかった残りの使用済み核燃料は、泊の核燃料プールに981本貯蔵されている。


核燃料資産
核燃料累計搬入数は2089本、装荷累計本数は1725本、使用済み核燃料累計本数は1326本になる。

経年的に眺めてみると、
核燃料の搬入は、2018年に少量あるが2014年以降、ほぼ停止している。
2012年の3号機停止以降、装荷数は0になり、使用済み核燃料は増えていない。
それにも関わらず、核燃料資産は、2007年の679億円に対し、2019年は2173億円と3倍以上に増加している。


泊原発から発生した使用済み核燃料
泊原発から発生した使用済み核燃料のうち
イギリスやフランスで再処理された65本分のガラス固化体は、六ケ所村の高レベル放射性待機物貯蔵センターに保管???され、
280体は再処理工場の核燃料プールに保管されている。???