10倍返し・みずほ信託銀行③
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みずほ信託銀行の9ｆのフロアー見取り図を見ると，30室ほどの応接ないし会議室があるようだ。私達は，北側に窓がある7号室に案内された。 6畳ほどの部屋に高さ40ｃｍほどの応接テーブルがあり，ノートパソコン3台が載っていた。ソファーと立会者の椅子が置かれていた。
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まず本人確認。「個別株主通知申出受付票」と滅多に出番の無い顔写真付の「住民基本台帳カード」を提示する。
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今日は二人なので，一台のパソコンは除けてもらう。
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記入用の用紙は，0～50，51～100，101～167に大区分して持参した。私は0～50，小林氏は101～で分担した。
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パソコンの画面には「名簿①」「名簿②」のアイコンがあった。アイコンをクリックするとエクセルファイルが開いた。
記入用紙に合わせて，株主番号順に並べ替えた。表示項目を揃えようとしたら，郵便番号が無い。住所は大住所しか無い。
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みずほ信託銀行では，郵便番号なく，大住所だけのファイルで，株主に書類を郵送しているのですか? 担当者は「そうです」という。
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私と小林さんは向かいあって座る。
小林さんは，テーブルが低いので床に座って作業をする。
私は，片手に記入用紙を持ち，住所を書き込んでいく。郵便番号が無いので頭から，書いていくことになる。
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記入用紙に書かれている株主番号が無い？？？
「名簿①」「名簿②」の区分は，株主名のアイウエオ順になっているので，「タ行」より前は別ファイルなのだ。
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みずほ信託銀行では，アイウエオ順に名簿を管理しているのか???
之では同じシートを2回，書き出す必要があり，能率が低下する。
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みずほ銀行が提示する住所録で私たちが賛同者に手紙を発送して，郵便物が戻ってきたら，みずほ信託銀行に賠償してもらいますよ。
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私達が帰ってから，別のファイルが有りました。などと言ったら，私たちの旅費，交通費は賠償してもらいますからね。
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だいたい，これが事務作業をする環境ですか。???
ここは，面と向かってお話する場で，事務作業をするところではないてしょう。
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みずほ銀行の社員は，「郵便番号のあるファイルを探してみます」
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私は，怒りのあまり頭に血が上り，平生は年金生活の気楽さで昼食後は2時間ほど昼寝しているのに，眠気を感じなかった。