原発は、電気の問題ではなくて、命の問題

小田島 佳枝さん

今日(2014/11/21)、北海道電力への要請に参加してきました。

福島第一原発の事故の話になって担当の方が「海のほうでセシウムなど調べているけれど、最近のデータはNE、つまり検出されないということがマスコミでもなかなか報じられないんですよね」と、なんだかまるで放射能被害はもうなくなったかのような話をしていました。

半減期が短いセシウムが検出されなかったという意味でしかなくて、今もなお福島の事故は進行形だと思えないのか、北電の担当者のみなさんの話はおかしいなと思いました。

私たちはあらためて「再稼働するべきではない」と話して、出されたのは「今、安全対策を一生懸命しています」とい話です。もちろん核燃料があるから安全対策は必要なんですけど、再稼働のための安全対策ではあってはならないと思います。

あの福島の事故をみてから、電気の問題ではなくて、命の問題だと私は思います。子どもたちの未来にかかわる問題であると思います。

そうである以上、泊原発もふくめてどこでももう動かすことがあってはならないと要請しました。

今日、国会が解散されましたが、原子村こそ解散されるべきだ。儲けに儲けて、将来に核のゴミを残していく。
それが大人の責任の取り方といえるのでしょうか。

高橋知事!北海道の責任者として大人の姿をきっちり示してもらえませんでしょうか!泊原発は再稼働させないんだと、この場で表明してもらえますでしょうか!